希望が見えない小学校教員です。

見えないなら自分が光るしかない。

よし、教員を辞めよう。と思った話。

今年度、8年勤めた特別支援学校から小学校に移動して、1ヶ月半が経った。

 

はっきり言って大変だ。

情緒障がい学級5人の担任。

5人全員、立ち歩く、手や足が出る、大声を出す、口が悪い。

トラブルも毎日。

基本的な学習習慣が身についていない。

毎日、心身を削りながら、でも全力で子どもたちとぶつかっている。

子どもたちを帰す頃にはへとへとになっている。自宅に帰るともう何も出来ないほどだ。

 

その上、小学校教員には人権がない。

勤務時間は8時15分から4時45分。

管理職が昇降口を開けるから、子どもは7時半にやってくる。

それでなくても、「8時には登校完了」と決まっている。

もちろん、退勤の定時なんて誰も意識していない。

 

休憩は給食時間に設定されている。

一番支援が必要な時間では?

 

4月は毎日帰りが9時になり、毎週土日のどちらかは出勤していた。

5月の連休も1日出勤したし、それは私だけではなく毎日誰かしら出勤していた。

自分の子どもの風邪で休むことを躊躇してしまう。

他人の子どもにかまけて自分の子どもの行事に参加できない。

 

 

何のための仕事なのか、分からなくなる。

 

子どもとたわいもない話をする時間はとても好き。

どんな風にしたら出来るようになるのか、考えを巡らせる時間は充実している。

何か新しいことが出来るようになった瞬間はとても嬉しいし感動する。

 

この仕事、いい瞬間もたくさんある。

けど、自分のことを犠牲にしている、と思いながらこれから20年も過ごして行きたくはない。

 

今年40歳。

人生、40歳までは研修期間。

これからが人生本番。

わくわくする方へ舵を切りたい。

 

同じように思う方と気持ちを共有したり、「辞めたいな」と思っている方への情報発信ができたりするといいな、と思いながら、ここで綴ることにしました。

ちょこちょこTwitterでも呟きます。